実施報告
- 消防職員のための外国人とのコミュニケーション
- 【期間】令和7年5月27日-令和7年6月6日
令和7年度「消防職員のための外国人とのコミュニケーション」を5月27日(火)から6月6日(金)までの11日間で実施いたしました。 本研修では、今後ますます外国人と接する機会が増える消防職員を対象に、事故・災害時に外国人を救援救助する活動が迅速・的確に行えるよう、語学(英語)を実践的に学ぶとともに、外国人の文化的背景などについて必要な知識を学びました。
研修の様子
上段 左から順に
・一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事 田村 太郎 氏 講義風景
・関東学院大学 客員教授 ロドリグ・マイヨール 氏 講義風景
・一般社団法人日本防災教育訓練センター 代表理事 サニー カミヤ 氏 講義風景
・英語のクラスレッスン風景
下段 左から順に
・上越地域消防局 消防司令 入村 宗 氏 講義風景
・京都市消防局 警防部救急課 高度救急研修センター 道上 雄貴 氏 講義風景
・「救急ボイストラ」ロールプレイ風景
・「やさしい日本語」ワーク風景
受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「なかなか所属で通常勤務をしている時には聞くことのできない民間企業の取り組みや、外国人でありながら、日本で外国人のために活動されているたくさんの方の存在や事業内容を聞くことができたため、とても充実した時間を過ごすことができました。」
「この度の研修では、消防学校とは全く異なる教育テーマであったため非常に勉強となりました。今後、日本へ来る外国人が増えることからこの度の研修は今後全国の消防で需要があると感じました。」
「これまでの人生で考えることが一切なかった外国人に対して、とても深く、いつもとは違う目線で勉強でき、新たな発見が多々ありました。今後の自分の仕事や人生にそのまま落とし込める内容も沢山あったのでとても満足しています。」
今回の研修には、全国から31名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。